畑には色々な雑草が生えています。自分で植えたものでなければ、自分が食べるものでなければ、それは雑草扱いされますが、私たちにとっては、大切な固有の薬草です!
そこで、「畑の学校」講師文子さんや、一緒に畑をしているおじちゃんたちから教わった雑草たちをご紹介していきますね。
おじちゃんたちにとっては雑草(笑)
「ちゃんと根っこから取らないといけんよ〜。根っこから抜いてもそのまま畑においていたらまた生えてくるからさ〜道に捨てて車に根っこ引かしたら良いさ〜」とおじちゃん達に親切に教えていただきましたが・・・・・・
おじちゃんたちごめんなさい!!
私たちはその雑草も大切にしたいので、そのまま畑の中に生やしておきますね☆
色々教えてもらっていますが、メモが追いつかず・・・・💦
メモしたものからご紹介していきます。そして、おじちゃんに紹介してもらった本やその他沖縄のハーブや薬草の本から抜粋して効能効果などはご紹介いたしますね^^
ギシギシ:ギシギシ属タデ科
そば殻のような実をつけています。
本によると(数種類の本の内容をまとめています。)・・・・
根っこの部分<根茎>には、「羊蹄根(ヨウテイコン)」という生薬名があり、抗菌作用が強く、皮膚病の民間薬としてよく使われていました。春の葉が開く前の新芽の巻いた部分は酸味があり美味しく食べられ、根元から切り取った若い芽を茹でておひたしや和え物に。
サラダでも良いですがシュウ酸が含まれているので、量を控えて食べる、またはよく茹でて、水にさらして料理にすると良い。
(ギシギシの地上部)
(ギシギシの根部:羊蹄根)
よもぎ(フーチバー):よもぎ属キク科
みなさんご存知、よもぎ=フーチバーです。
すごい生命力なので、雑草のごとくどこにでも生えていますね〜笑
そして、うちの畑にもあちらこちらに雑草に混ざって生えています。いつも畑に行った時は、ハルサー仲間もみんなそこらへんに生えているよもぎをそのまま刈って持ち帰りお昼ご飯や夕飯に使っています^^
本当に手を加えていない野生のよもぎだからこそ、生命力がある新鮮なよもぎを持ち帰る事ができるのが嬉しいですね♬
よもぎは、日本中・世界中あちこちに生えています。昔から邪気を払う魔除けのハーブとして多くの民族に用いられてきました。例えば、ひな祭りによもぎで作った草もちを食べるのも、邪気を払って健やかな成長と繁栄を願うためです。
沖縄では、雑炊によもぎを入れてクタクタに煮立たせたフーチバージューシや、沖縄そばの上に添えて食べるのが一般的ですね!
また、乾燥させたよもぎをお灸のように使うと痛み止めにもなります。
【作用】収れん、止血、鎮痛、抗菌、血行促進
【適応】月経過多や生理不順など女性の不調、生理痛・頭痛・腹痛などの痛み、冷え、風邪、ニキビ・湿疹など皮膚の不調、水虫
【香り成分】ユーカリに多く含まれている1.8シネオールが多い。沖縄では、猫・飲み・ネズミ・蚊が嫌う香りとして利用されてきた香り。
よもぎは身近でどんどん増えていくので、乾燥させてハーブティーとして、チンキや浸出油としてスキンケアにもどんどん使っていきたいですね〜
これからも畑に咲いている雑草=薬草や毒のあるものも含めて、色々紹介していきたいと思います^^
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